努力は裏切らない
すごい成果を出す今年の新人。
まだ入社して9ヶ月。
みんなはビギナーズラックという。
教育係の新人に向けての話。
池の上に石がある。
誰もが向こうに渡るため石を踏む。
石にはいろいろな大きさ、形がある。
小さいと思っても水の中は大きかったり、
大きいと思ったら薄くて不安定だったり、
踏みやすいと思ったら脆かったり、
見ただけでは簡単には判断できない。
これは営業も一緒だという。
経験を積み勉強するほどに石のことがわかるようになる。
石だけでなく、池の水の状態、それに影響を与える天気等々、様々なものがわかってくる。
なるべくたくさん足を踏み出してたくさんの足を踏むことが大事。
なるほど、いい話だ。
そして成果を上げている新人。
たくさん足を踏んだのか?
はい、できることはなんでもやろうと…
具体的にどんなことしてるの?
お客様のことを知るために、お客様の関係してる団体でボランティアをしているそうな。
それだけじゃない。
地元の名士が集まる座禅会にも毎週顔を出しているとのこと。
この新入社員にとってはビギナーズラックやラッキーパンチでもなんでもない。
単なる努力の賜物。
踏み石も確かにそうだし大事だが、偶然などないということ。
努力の結晶として踏むべき足を踏んだということ。
努力は裏切らない。