鬼サラリーマンの日記

営業一筋20年!闘うサラリーマンが日々のあれこれ語ってます。

子供の未来

子供たちのことでこんな事があった。

県大会準優勝。

お見事。

そして夏以降の県大会は全国大会につながる。

しかも出場枠は2校。

しかし、うちの高校は春で引退。

進学校であるが所以か…。

しかし、文武両道を歌う当高校。

変化が見られた。

弱小高だった高校の初の準優勝という快挙に、学校を上げて夏までやらせようか、という機運が高まってきたのである。

子供たちも優勝できなかった悔しさから目は全国に向いている。

 

しかし、ここで考えさせられる事が。

例年通り春で引退という子供、親が出てきた。

特に親の反対らしい。

長年血の滲むような努力をしてやっと見えてきた全国大会。

野球で言えば甲子園。

ラグビーで言えば花園。

いずれも人生において燦々と輝く思い出、子供たちにとっては人生を左右する、もしくは生きる指針にもなりうる程の大きな意味を持つ。

 

確かに受験も大事。

しかし今の時代、昔のようにいい大学に入ることが将来も約束される、なんてことはない。

実際に経験上、社会に入って数十年、大学なんてほとんど関係ないし、もっと言えば同僚の年齢なんて考えたこともない。

 

それでも夢へのチャレンジを犠牲にしてまでも受験を取るのか。

それぞれの教育方針、家庭の都合等あるのはわかっているので、なにが正しいとか間違っているとかいうつもりはない。

 

が、自分の子供にはチャンスがあればいつでもチャレンジする人間になってほしい。

リスクを取らないと新しい世界は開かない。

何事も全力で取り組まないことにはチャンスなんて掴むことなどできない。

ここでやめる、ということは、大人になったら、チャンスを目の前にしているにもかかわらず、何かを理由に大きなチャンスを逃してしまう、そんな人間になってしまわないか。

そんな人間に新しい世界など開かれるはずがない。

 

これからあらゆる事が不透明な時代。

当たり前のことが当たり前ではなくなる時代。

そんな時代を力強く生き抜くことなどできるだろうか。

 

 

覚悟を決めて全力を尽くした結果に失敗などということはない。

たとえどんな結果になったとしても。

その経験は、値千金、かけがえのない経験になる。

その経験が、不透明な時代を力強く生き抜く人間へと成長させてくれるはずだ。

 

子供の未来を憂う前に目の前のことに覚悟を決めて全力を尽くすことを教えていこうと思う。