実践こそすべて
すべては実践である。
いくら頭で考えて、机上で素晴らしいアイデアを思いついたとしても、実践しなかったら全く意味がない。
考えてないのと同じである。
よく若手社員の研修や勉強会の報告を受ける。
一生懸命説明する姿を見るとほんとにちゃんと勉強してきたんだなー、と思う。
一通り聞いて、で、勉強したこと、学んできたことで実際にやったことは?
これからです!
おいおい、
いつ学んだの???
勉強してから何日経っているの???
頭ではわかってるのに、理解したのに、行動にまで落とし込めていない。
実践していなければ学んできたことも全く無意味になってしまう。
ある日の夕方こんなやりとりが。
「先日の勉強会では電話外交のやり方を学びました。」
「どうだった?参考になった?」
「はい!上手くいくイメージができました!」
「よかったなー!で、昨日勉強してきて今日は何件電話したの?」
「え?まだです。」
「なんで?勉強してきたんじゃないの?」
「報告終わってから、と思いまして…。」
いいと思ったなら報告なんて関係ないでしょ…。すぐやりなさいよ。
いいと思ったことはすぐに実践すること。
すぐに、というのはいいと思ったまさにその瞬間から。
頭で理解して体動かして身に付く。
頭で理解したら賢くなった気がしてそこで満足してしまう人が多い。
日常でも同じことはたくさんある。
親切にする事がいいのはわかっているのに、親切な人は驚くほど少ない。
何事もまずは実践。
動いてナンボである。